

医療事務は、近年では特に人気の仕事として、多くの人に選ばれるようになってきました。
そのため、医療事務の仕事をどこかの医療施設で経験した後に、さらなるキャリアアップや待遇の改善を狙い、転職する方も多くなっています。
しかし、医療事務の人数というのは、地域のクリニック・病院では数人ほどであることも多く、転職回数が多い人は長期では働けない人材だと思われ、再就職が難しくなっていく可能性があります。
今回は、医療事務の離職率と原因を探っていきながら、キャリアアップや、より良い待遇を受けられる医療施設を探す方法をお伝えしていきたいと思います。
香川県や善通寺エリアで転職をお考えの方はぜひ、私たち「ふじた医院」にご相談ください。エリア内での最高水準の待遇と、地域のかかりつけ病院として愛される安定した病院で、医療事務として働いてみませんか?
しかし「医療事務」という仕事は業務の厳密なカテゴリー分けが難しく、協会や行政機関が出している公的なデータは少なくなっています。
そのため、医療事務の離職率を完全に把握することは大変難しいことです。
ただ、転職サイトなどを見ていくと、実は離職率が5%以内という病院や診療所が大変多いということがわかります。
一般的な職業の離職率というのは15%程度の業界が多く、この5%以内というのは大変低い数値といえます。
そこから考えていくと、実は「医療事務という仕事だから離職をしてしまう」ということではなく、「どの病院で働くのか」ということが働く上での満足度に大きく関係しているのではないでしょうか。
医療事務の離職原因を見ていくと、多くの方が挙げる理由として、
・仕事量の問題
・さらなるキャリアアップ
・人間関係
という3つが存在しますが、これは、医療事務という職種の問題というよりは、病院ごとに変わってくる問題であることがわかります。
どうしても都内などの病院施設では、一人あたりの患者にかける時間も短く、新規の患者様も多く来院します。
新規の患者様ばかりの医院の場合、患者様とのコミュニケーション量なども影響し、仕事量やストレスは多くなりがちです。
そして、医師一名で診療を行っているような診療所では、医療事務を担当する人というのは1、2名と大変少なくなります。
そのため、もし同僚と良好な関係が築けた場合については大変いい職場になり、相性が合わなかった場合は非常に負荷がかかりやすい職場になってしまいます。
このように、転職先の選び方というのは大変重要なのです。
しかし、実際に働き始めてみないことには、施設の内情について把握するのは大変難しいというのも現状です。
面接の際に離職率や内情について細かく質問する、というのもなかなかハードルが高いでしょう。
そのため「実際にその病院に訪れてみる」というのが一番かもしれません。
面接などの際は、裏口や関係者のみの入り口から入ることもあるかも知れませんが、一度、患者様が来院する入り口から見てみることが大切です。
・どのように医療事務の方が働いているのか?
・コミュニケーションはとりやすそうか?
など、実際に医療事務として働いた方であれば、見るべき部分も分かりやすいはずです。
そして、来院された患者様が笑顔になっているかも見て頂ければと思います。
来院する患者様を幸せにするためには、スタッフ一同が幸せでなければなりません。
そして、患者様が笑顔になっていない病院というのは、スタッフも充実感や満足感がなく、働く意欲というのが薄くなってしまうことも考えられます。
医療事務と患者様の両方の目線で病院を見ることで、転職したあとに職場に満足できない、という可能性を減らすことができるのではないでしょうか。
また、重要なのは、病院側の環境だけではなく、自分が「医療事務としてキャリアアップをしていきたい」と考えた場合に、どのような基準で転職先を選ぶのか、ということです。
医療事務の転職理由として「キャリアアップ」が多く挙げられることは先程お伝えさせて頂きました。
キャリアアップを考える際には、「資格を活かすこと」と「医療事務としての将来の自分」を考えていくことが大切です。
なぜなら、キャリアアップというのは「目指すべき姿になる」ということが最終的なゴールだからです。
目指すべき姿には、外部からの評価と自分自身での評価の2つがありますが、資格や自身のなかの将来像は、これらに大きく関係するのです。
医療事務の場合は、さまざまな資格の選択肢があり、多くの団体が試験や研修を行っています。
そのため、より多くの資格を取得しておくことが、医療事務としてのキャリアアップにつながる可能性は高いです。しかし資格を持っているだけではもちろん意味が無く、それを活かして働くことができる病院かどうか、が大きなポイントになるのではないでしょうか。
一般的に小規模な病院では、全ての業務を1人の医療事務の方に任せている場合も多くあります。
その場合は、資格で学んだことを業務に活かせる機会はとても多いでしょう。
仕事としての充実感や責任感というのを強く感じられる職場とも言えます。
その代わり、病院独自の決まり事が多かったり、昇給などのルールが曖昧だったりする場合もあります。
一方、大規模な病院で働く場合ですが、この場合、医療事務だけに絞っても、多くのスタッフが働いているため、業務が細分化され、各自が専門性をもって働いている場合も多くあります。
専門性を高める場合、多くの資格を持つことも大切ですが、強みになる部分に絞って資格を取得する、もしくは資格を取得した分野の知識を深める、というのもキャリアアップの手段です。
ふじた医院では、資格の取得支援を行っております。
また、コミュニケーション研修など、大規模な病院が行うような研修も用意しております。
業務内容も多岐に渡るため、小規模な病院の業務範囲の広さと、大規模な病院のような専門性の高さのどちらも体験して頂けます。
医療事務としてキャリアアップしたい、多くの経験を積みたい、という方にはおすすめできる職場環境だと考えています。
次に「医療事務としての将来」についてですが、これは個人の生活設計にも大きく関わってきます。
例えば女性のなかには「将来は結婚しても働き続けたい」という方や「育児と仕事を両立したい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
そういった場合は、病院側にそれを支援する制度があるかどうかが大切です。
仕事というのは生活スタイルに深く関係してきます。いくらいい職場に巡り会っても、生活スタイルと合わなければ退職することになってしまうでしょう。
働きやすさというのは、将来を描くにあたって非常に大切で、それが、長期的に働き、経験を積み、キャリアアップすることにもつながっていくのです。
ふじた医院では産休制度や育児支援制度などのサポートを手厚く用意しています。
ママになってもキャリアアップをしたい、という方は、ぜひ一度ご相談下さい。
医療事務の方は、「患者様とのコミュニケーション」という病院の表舞台に立つ非常に重要な役割があり、さらに事務作業もこなす病院には欠かせない存在です。
そのため、私たちふじた医院では、より働きやすい職場づくりと、キャリアアップを支援する制度をつくっています。
そして、私たちが採用に力を入れている理由のひとつとして、「より良い医療を提供するためには、理念への共感と、1人1人のプロ意識が重要である」という考えがあります。
プロ意識と責任感を持って働くことは、キャリアアップにもつながっていくのではないでしょうか?
私たちふじた医院の理念は、
「来院されるかたにあらゆる方法で元気にする」
ということです。現在まで善通寺エリアでかかりつけ病院として、30年以上地域の方にご来院いただいています。
医療事務として転職をお考えの方は、ぜひ、ふじた医院までご相談ください。